東京現場研修のご案内
2015年12月2日投稿
全国リグレーズ工業会の皆さまへ
いつもお世話になります。
あっと言う間に師走となりました。
いつものことながら時間の流れが速いです。
皆さまお元気で仕事に邁進されていることと思います。
本日は東京都内での現場研修2件のご案内をさせていただきます。
1.タイル浴槽へのエポキシ樹脂によるFRP全面ライニングとリグレーズ再生塗装
(場所) 東京都江東区深川
(日時) 2015年12月14日~18日
(参加条件) 諸事情により弊社が直接受注した物件であるため研修費は発生しません。在宅マンションのため、参加人員は最大2名となります。現場研修では、ただ見学していただくことは困難なため、作業着等を準備いただき、私國米と一緒に作業をしていただく形となります。全工程でなく部分的なご参加でも構いません。
(備考) 築40年以上のタイル張り浴槽が、水漏れしています。
止水処理後、長期耐久性確保のため、通常のポリエステル樹脂ではなくエポキシ樹脂を用いたFRPライニングを施します。
珍しい施工です。
もしかすると(いや、ほぼ間違いなく)浴槽・浴室再生業務でこのような施工をする変人は、世界で私だけかもしれません。(笑)
施工のおおまかな流れは「湿潤面用エポキシパテ充填→エポキシ樹脂を用いたFRPライニング→リグレーズによる再生塗装」となります。
エポキシライニングは、樹脂の硬化が遅い、硬化後の樹脂がポリエステルと較べて非常に硬い、などの特性ゆえに研削を含む全作業に時間、体力、そして気力を要します。(私、どれも不足していますが、がんばります。)
とは言え、皆さまご存知のようにエポキシ樹脂は接着強度、耐温水性、硬度など各種物性にたいへん優れ、水周りでの施工に適しています。
またエポキシライニングを用いれば、従来エポキシパテによる補修しか出来なかった、洗面ボウルなど陶磁器製品、ステンレス製品、ホーロー製品、今回のようなタイル風呂などに全面ライニングだけでなく部分ライニングによる非常に堅牢な補修を施すことが可能になります。
この技法をマスターすれば、補修技術の幅が広がること間違いなしです。
2.ユニットバス壁面および床面のリグレーズ再生塗装
(場所) 東京都府中市
(日時) 2015年12月21日~23日
(参加条件) この物件も諸事情により弊社が直接受注したため研修費は発生しません。アパート空室施工で参加人員は最大3名となります。現場研修では、ただ見学していただくことは困難なため、作業着等を準備いただき、私國米と一緒に作業をしていただく形となります。出来るだけ全工程ご参加ください。
(備考) 前期漏水タイル風呂と異なり、たいへんオーソドックスな施工となる予定です。ただ時間の都合でまだ現場の下見が出来ていません。ハプニングがあるかもしれません。(笑)
本日のお知らせは、以上2件となります。
正確な住所、待ち合わせ時間等は、ご参加の方におってご連絡させていただきます。
急なお知らせである上に、年末で皆さまお忙しい時期であるため、参加者ゼロを覚悟しています。
来年も各地での現場研修、岡山・東京での上級技術研修を積極的に開催したいと思います。
その際は、ぜひご参加を検討ください。
年末まで仕事三昧の日々を送り、皆さま一緒に良い年を迎えましょう!
来年もよろしくお願いいたします。