平成22年7月8日〜11日、岡山県津山市Y邸ハーフユニットのFRPライニング補修およびリグレーズ再生塗装の施工例です。
施工前
FRPゲルコート部に大量のクラックが発生しています。クラック部にはFRP基層から剥離している部分も有り、長期耐久性付与のためFRP全面ライニングを施しました。
施主様が、クラック発生の度にエポキシパテ、シリコンコーキング等で補修されたため、まずそれらの除去作業から始めました。緑色部分は給湯管からの緑青が付着したものです。
ガラスクロス使用のFRP全面ライニングを終え、赤外線ランプにより硬化促進中。
今回はいつもと違う織りのクロスを採用しました。
技術研修でもそうですが、毎回必ず新しい技法や材料を試すよう心がけています。
Hawk社製エポキシ樹脂ベースコート「ウルトラグリップ4000」をスプレー塗装。
日本での過酷な使用条件下で起こる浴槽・浴室の激しい傷み。このような物件に10年以上の耐久性を付与するために、「ウルトラグリップ4000」は欠かせません。実に優秀なベースコートです。
現場にて既存色と同一色に調色後、Hawk社製アクリル・ウレタン樹脂トップコート「グラステック9100」をスプレー塗装。
施主のY様ご夫妻にたいへん喜んでいただけました。